反撃への準備
すべてが理想通りに進んでいた
まずは大嫌いだった支店長が異動になったこと
彼は基本的に自分の保身しか考えず
私が病院への提案を相談してもほとんど承認してもらえなかった
新しく来た支店長は私を信頼し好きなように仕事をさせてくれた
「報告だけはしっかりしろ、失敗しても俺が一緒に謝りにいくから」と
とても心強かったし実際よく手伝いにも来てくれた
作業着を来て納品の手伝いにも来ていたので
病院スタッフ「あの配送のおじさんおもしろいね」
私「あれ、支店長ですよ」
スタッフ「えーーー!」
という具合に非常に気さくな支店長だった
またライバル業者の同期の奴がミス連発してくれるおかげで仕事の依頼がどんどん舞い込んできていた
ただ反撃するのは今じゃない
大きなミスをしたときに地獄の底に叩き落としてやるよ
そんな気分だった